※この記事は作品のネタバレを含みます
最近、ふと手に取ったマンガがすごく良かったので紹介させてください。なぜあえてこのサイトで紹介するかはあとでわかります。
作品の名は『盛りあがらないデート』。
表紙はいかにもイマドキの作品といった佇まいで、実際内容もそんな感じなのですが、これがなんとも言えない”じわじわくる良作”だったんです。
ジト目男子×困り顔女子の「盛りあがらない」日常
物語の主人公は、マッチングアプリで出会った二人の男女。
- 黒井さん:ジト目の男性
- 灰田さん:困り顔の女性
この二人がデートをする話がストーリーの主軸なのですが、タイトル通り盛りあがらないわけです。
話題は噛み合わないし、沈黙は多いし、お互いに気を使って空回り。「あ、これ今の会話失敗したな…」というリアルな気まずさが淡々と描かれています。そこがこの作品の良さなのでしょう。

不器用な二人がお互いの「独特な価値観」を少しずつ共有していく様子が、中の人的にはすごく刺さりました。
「盛りあがらない=相性が悪い」じゃなくて、「盛りあがらないけど、居心地は悪くない」という、大人の静かな恋愛の始まりを見ているようで応援したくなります。
舞台はもしかして…我らが「仙台」?
さて、読んでいて気になったのが、舞台の描写。
「三角油揚げの食べられる観光地」が登場したところで「おや?」と調べてみたんですが、どうやら仙台市がモチーフになっている可能性が高そうです。作者さんの出身地も仙台らしい。

作中に登場する街並みが、仙台を知っている人なら「おっ」となるポイントがちらほら。
派手な観光地デートではなく、仙台の日常的な風景の中で進む物語というのが、この作品の静かなトーンにすごく合っているんですよね。
今後、作品の聖地になることを期待し、いくつか気づいたスポットをメモしておこうと思います。
【聖地メモ】仙台っぽいスポットまとめ
具体的に地名が出てくるシーンは限られますし、その名前も微妙にもじってたりするので断定できない場所もありますが、読み取れる範囲で紹介してきます。
あくまで個人的な見解としてみてください。
1話
- 勾当台公園(っぽい。確証なし)
- 仙台うみの杜水族館(外観が似ており、イルカショーやっている)
- 仙台駅(西口のペデストリアンデッキっぽい)
2話
- 八木山動物公園(作中では「十木山動物園」として登場)
3話
- 大倉ダム下公園(作中では「中倉ダム下公園」として登場)
4話
- 定義さん=定義如来西方寺(油揚げの食べられる観光地、三角油揚げ登場)
6話
- 肴町公園(確証なし)
8話
- ラウンドワン 仙台苦竹店(ROUND5として登場、外観が酷似。「カレーはココで食え」はココイチ)
10話
- (あずま第二ビルも何かモチーフありそう)
- あゆみBOOKS(あゆむ書店。一番町店ではなく、かつて青葉通りにあった店舗モチーフかも?)
11話
12話・13話
- SENDAI光のページェント(らしきイルミネーション)
- (ケーキ屋もどこかモデルがありそう)
14話
- 宇那禰神社?(雲丹神社として登場。語感が近く、外観や社務所らしき建物が似てる。確証なし)
15話
- 仙台市天文台(16話の水族館との位置関係合致)
16話
- アクアテラス錦ヶ丘(ショッピングモール内の小さな天文台として登場。の帰りに寄れるという位置関係にも合致)
19話・20話
- 八木山ベニーランド(施設名などは登場しないが、仙台の現存遊園地なのでほぼ確定。大事な場となる観覧車もあります。)
24話・25話
- 榴岡公園or西公園(屋台がでる規模のお花見ができる公園といえばこのあたり?)
さいごに
『盛りあがらないデート』は、実のところ日常・恋愛漫画として十分面白い内容なのですが、仙台という知っている場所が舞台なことに気づいてより作品への魅力が増しました。気になった方はぜひ読んでみてください!

