【仙台半日旅】地元民も満足?ここ3年以内の新施設だけを巡る観光モデルコース

仙台駅を起点に、ここ3年以内に新設・リニューアルした施設だけを巡る「新しい仙台」を探す半日旅へ。

YouTubeのアンケート企画で「仙台の観光コースが見たい」という声にお応えして、実際に私が巡ってきました。地元民でも意外と知らない、新鮮な発見があるはずです。

まさに、地元民も驚く穴場だらけの半日旅でした。

復興のシンボルで癒しと食を堪能!アクアイグニス仙台で過ごす穏やかな時間

旅のスタートは仙台駅。今回は午前11時過ぎと、少しゆっくりめの出発です。移動は基本的に仙台市地下鉄。土日祝日は620円で乗り放題になる「一日乗車券」を購入しておくと、断然お得なのでおすすめです。

まずは地下鉄東西線で終点の荒井駅へ向かい、そこから無料のシャトルバスに揺られること約15分。田園風景の先に、最初の目的地「アクアイグニス仙台」が見えてきます。

2022年4月にオープンしたこの施設は、「癒しと食の総合リゾート」。

温泉はもちろん、地元の食材を活かしたカフェやレストラン、マルシェが揃う複合施設です。周囲は広々としておりあたりを散策するだけでも気持ちが良いものでした。

他の日帰り温泉施設と比べると料金は950円と少しリッチですが、その分、落ち着いた大人の雰囲気が魅力。土曜のお昼でも混雑は少なく、ゆったりと過ごせます。温泉は少し塩分を感じる滑らかなお湯で、旅の疲れを優しく癒してくれました。

湯上りにはライブラリーカフェでバスの時間までのんびり。今回は「酒粕ドーナッツ」(350円)と烏龍茶をいただきました。

少し贅沢なランチを楽しみたい方は、本格的な和食やイタリアンのお店に立ち寄るのも良いでしょう。

リニューアルした博物館と緑彩館で、仙台の歴史と自然に触れる

アクアイグニス仙台から再びシャトルバスと地下鉄を乗り継ぎ、次に向かうのは国際センター駅。ここから徒歩10分ほどで、2023年にリニューアルオープンした「仙台市博物館」に到着です。

入館料は一般460円ですが、ここでも地下鉄一日乗車券が活躍。提示するだけで団体料金の360円に割引されるので、忘れずに見せましょう。

常設展は仙台の歴史が中心。全てをじっくり見ると時間がかかりますが、30分ほどでサクッと巡るだけでも十分に楽しめます。

博物館を出てすぐ隣にあるのが、同じく2023年にオープンした「仙臺緑彩館」。青葉山公園の新たな交流拠点で、カフェやショップのほか、青葉まつりで使われる山鉾が展示されています。

伊達政宗の胸像や移築された茶室「残月亭」など、周辺の庭園エリアを散策するのもおすすめです。

いつもの仙台に”新しい発見”を。地元民も旅行者も楽しめる最新スポット巡り

旅の締めくくりは仙台駅へ。ここ数年で駅周辺も大きく変わりました。特に1階の飲食エリア「tekuteせんだい」は東北各地のグルメが楽しめるダイニングが加わり、夕食の選択肢も豊富です。

「何もない」と言われがちな仙台観光ですが、視点を「新しい場所」に変えるだけで、まだまだ知らない魅力がたくさん見つかります。

仙台に住んでいるけど最近街を歩いていないな、という方。次の週末、このコースを参考に新しい仙台を探しに出かけてみませんか?きっと新鮮な発見が待っていますよ。

立ち寄りスポット情報

アクアイグニス仙台
住所: 〒984-0843 宮城県仙台市若林区藤塚字松の西33-3
公式サイト: アクアイグニス仙台 公式サイト

仙台市博物館
住所: 〒980-0862 宮城県仙台市青葉区川内26番地
サイト: 仙台市博物館 公式サイト

青葉山公園 仙臺緑彩館
住所: 〒980-0862 宮城県仙台市青葉区川内追廻無番地
サイト: 仙臺緑彩館 (せんだい旅日和)

tekuteせんだい
住所: 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1-1-1 仙台駅1階
サイト: tekuteせんだい(LiViT)

補足

  • 移動のコツ: 今回のコースは仙台市地下鉄の「一日乗車券(土・日・休日用 620円)」が非常に便利です。各施設の割引も受けられます。
  • シャトルバス: アクアイグニス仙台のシャトルバスは1時間に1本程度です。事前に公式サイトで時刻表を確認することをおすすめします。

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